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宮城県農業高等学校 科学部が岩沼市長を表敬訪問しました!

岩沼市千年希望の丘 二野倉公園内のサクラ広場で活動している宮城県農業高等学校 科学部復興プロジェクトチームが「低炭素杯2018」において、環境大臣賞 金賞(学生部門)を受賞しました。
 千年希望の丘 二野倉公園 桜広場は平成27年3月に桜の名所となり、復興の象徴となることを願い、「公益財団法人 日本花の会」と「宮城県農業高等学校」から桜苗木の支援を受け、植樹されました。平成29年6月には、サクラの成長を促すためにサクラの木の周りにナデシコの花を植え、強風で失われやすい落ち葉を留め、腐葉土にする活動が行われています。
 平成30年3月現在、桜広場のサクラは、たくさんの新芽をつけています。
ぜひ、現地にてご覧ください。

【低炭素杯2018での発表内容】

【取組の名称】
津波地域を変える 桜・バラと食物連鎖を用いた低炭素社会の構築

【取組の紹介】
津波被害を受けた沿岸部は今も樹木が少なく雑草の繁茂が目立つ状況です。原因の1つは削られた土壌で、作土層の10cm回復には1000年を要すると言われています。そこで地力のアップに着手し低炭素社会の構築を促進しています。桜とバラを休耕地などに植える活動に加え、サークルリング状花壇にすることで食物連鎖がよく働き人手を要せずとも自然と土壌微生物バイオマスが形成され土が豊かになったため、同様の被災地への波及を願って活動しています。

※「低炭素杯」は、全国の市民・企業・学校・自治体などの多様な主体が取り組む、地域や団体の特性に応じた個性的な温暖化防止の活動を、市民や他の活動団体に発表することにより、取組のノウハウや情報を互いに共有し、さらなる活動に向けて連携や意欲を創出する「場」となることを目指して、開催されています。

低炭素杯ホームページ:https://www.zenkoku-net.org/teitansohai/